血液浄化センター

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理 念

”血液の透析”と”心の透析” 私たちは良質の透析治療を提供する事を目標としています。
しかしそれ以上に患者さんに有意義な人生を送って頂けるようにサポートする事を目標としています。
岐阜清流病院が開設された当初から、“心の透析”という言葉をキーワードとして使ってきました。
血液透析は血液の中の尿毒素を除去し、綺麗な血液を体に戻す治療ですが、当院の透析室では、心の中の悩みや心配事まで綺麗にして病院を離れていただきたいと考えています。
今後も“血液の透析“と”心の透析“を目指して努力してゆく所存です。
皆様、どうか温かい目で岐阜清流病院血液浄化センターを見守って下さい。宜しくお願い致します。

目 標

血液浄化センターでは良質の透析治療を提供することを目的としています。
しかしそれ以上に患者さんに有意義な人生を送っていただけるように、多職種カンファレンスを実施して、個々の患者さんに合わせてサポートすることを目標としています。

概 要

 ニプロ社製全自動型透析用患者監視装置NCV-2を19台、NCV-3を34台設置しています。
NCV-2ならびにNCV-3では、従来は生理食塩液を用いて行っていた透析機材の洗浄・プライミングや返血操作に清浄化された透析液を用いることでこれらの操作の全自動化が達成されると同時に、大幅な省力化が可能となりました。
また、NCV-2ならびにNCV-3では大量液置換型血液透析濾過、いわゆるOn-line HDFの実施が可能であり、透析長期合併症の予防のための一助になりうると考えます。
このOn-line HDFを実施するにあたっては特に透析液の清浄化が求められるため、透析液供給配管にはトータルクリーン化システムを構築しています。
具体的には熱水消毒型RO装置の導入がそのひとつです。
配管ライン洗浄に90℃以上の熱水を用いて消毒を行うことで、配管内微生物汚染を予防し、より安全で質の高い透析液を供給できる体制になっています。
これらの機器を設置することで、スタッフの省力化と幅広い血液浄化療法の提供が同時に可能となっています。

血液浄化療法に対する取り組み

 透析室スタッフの充実も図り、血液浄化センター常勤医師1名、非常勤医師4名で診療にあたっています。
清流病院の透析室のコンセプトの1つに落ち着いた療養環境の提供があります。
治療スペースは大変広く確保されており、見学に来院された方は一様に驚かれます。
患者さんに安心して治療を受けて頂けるソフトとハードを整えております。
今後もより質の高い透析医療を目指し、患者さんと共に歩いてゆきたいと思います。宜しくお願い致します。

血液浄化センター 概要

入院透析の受け入れについて

 当院の血液浄化センターでは入院透析を広く受け入れています。
高齢者の増加、合併症の存在(視力障がい、四肢麻痺など)のため、入院治療が必要なことが多くあります。 当院では入院透析に対応しているため、入院中でも3回/週の透析を維持することができます。 また、入院中の検査や手術などに係る透析日の調整を行い、患者さんに合った入院透析を行うことができます。 入院中の筋力低下により、自宅生活が困難な場合は、療養病棟にてリハビリの継続も可能です。 患者さんの状態に合わせ、入院透析から外来透析へと移行していき、継続した透析を実施していきます。
 入院透析について、ご不明な点はお気軽にご相談ください。