
緩和ケア病棟では、入院中でも季節を感じていただけるよう、小さなお花見会を開きました。
ベランダにある桜や鉢植えごと移動し病室で眺めた桜、病院前の桜並木をバックに写真を撮るなど、患者さんやご家族とゆっくりと春の時間を過ごしました。
緩和ケア病棟では痛みや苦しさを和らげるだけでなく、その人らしい時間を過ごしていただくことを大切にしています。 「外の空気を吸いたい」「家族と一緒に過ごしたい」外に出るのは疲れるけど桜はみたい」など、1人ひとりのご希望を伺いながら、ボランティア係とともに、花見会をどのように行うか事前に話し合いました。
開花の時期にあわせて数日間かけて出来るだけ患者さんみんなが参加できるよう、今年から「プチお散歩花見」も加わり、いくつかのケースを想定し行いました。
ベランダで花見/プチお散歩花見
お部屋で花見1(花瓶)/お部屋で花見2(鉢植え)
花見会を盛り上げるため、抹茶や一口サイズのおやつを準備し、家族とともに「きれいだね」「桜がみれてよかった」と笑顔があふれる時間になりました。
病棟内も廊下やデイルームに花の飾りや春の作品を提示し、いつもの風景の中にも季節を感じられるようにしました。
青空の下に出掛けることは難しくても、病棟の中でできる小さな工夫で、春を感じていただけることもあらためて実感しました。 これからも、季節ごとの行事や日々の関りを通して、患者さんとご家族の「その人らしい時間」に寄り添っていけたらと思います。