清流ブログ

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2026年05月

ボランティアコーディネーターと心を癒す花の力

2026.05.13緩和ケア

今回のブログでは、緩和ケア病棟で活動するボランティアコーディネーター松井さんについて紹介します。

ボランティアの活動には、病棟での季節の花の展示、音楽広場での楽器演奏、ティーサービス、病室への訪問によるアロマテラピー、フットセラピーや、グリーフサロンの開催を行っています。 また在宅での折り紙やカレンダー作成、イベントのお手伝いなど、その内容は多岐に渡ります。 ボランティアコーディネーターは、看護師の情報をもとに、ボランティア活動へとつなぐ「架け橋」を担っています。

その中でも、季節の花の展示は重要な活動のひとつです。
デイルームや廊下、患者さんのお部屋に季節の花を飾ることで、四季の移り変わりを感じていただき、入院生活の単調さを和らげる効果があります。

4月頃から病棟のバルコニーでは春の花が満開を迎えています。
病室からいつでも花が見えるよう、プランターを窓際に配置するなどの工夫や、バルコニーに出て、花を眺めたり、摘んだり、車椅子やベッドのままでも楽しめる散歩がおすすめです。

そこで花の持つ力についても調べてみました。
花には心理的・生理的なストレス軽減、幸福感の向上、リラックス効果、色彩による心理効果、そして空間の活性化といった「癒やしの力」があります。 緩和ケアにおいては、患者さんやご家族の心身を癒やし、QOL(生活の質)を高める重要な要素として位置づけられています。 一方で香りが苦手、花粉症の方もみえるため、取り扱いには十分な配慮も必要です。

患者さんのお部屋に花を飾る様子/患者さんの部屋の前に鉢植えの花を飾りました

実際に患者さんに、ボランティアの存在や、花が身近にある事でどのように感じたかを伺いました。
「木曜日の音楽広場が楽しみ」、「花を見ると心が安らぐ」、「花を見ると嬉しくなる」など患者さんにとって癒しとなっていることを実感しました。

ボランティアの活動によって、患者さんに喜んでいただけると私達医療者も嬉しく思います。
ボランティアコーディネーターは緩和ケアにとって、欠かせない存在であり、患者さんご家族の笑顔を引き出す大切な役割を担っています。